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2026/04/12 01:33
前回のエピソード「絵が先か、詩が先か」など
「納得がいかなかった絵」「ヴィルコンらしい絵とは」など
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エピソード4:奥さんは敬虔なカトリックで自分は信仰していない、その違いこそ夫婦が長続きする秘訣。
40年以上も連れ添った奥さんとの仲は常に平穏というわけではなかったそうですが、ずっと信頼しあう良き味方同士だったそうです。
敬虔なカトリックの奥さんが闘病中だった時は、信仰心のないヴィルコンさんでさえ「無我夢中で神にお祈りした、でも自分の信仰心の薄さが神様にはお見通しで、だから助けてくれなかったんだろうね」と話しています。
夫婦間での宗教観の違いや、興味の違いこそが面白い、
お互い違うことに興味をもっているからこそ新しいことを知れていいんだ、
「お互い食べている別の料理を少しづつシェアして食べられたほうが、楽しいでしょ」と。

ドン・キホーテとヴィルコンさん(2023年)
エピソード5:電車でボコボコにされた話→男らしさとは。どんな人間でありたいか。
若い頃、電車に風邪気味の姉妹と友達と乗っていた時に冷たい風がくるから窓を閉めたらヤンキーたちがまた開けて、ヴィルコンさんが閉めて、ヤンキーが開けて、閉めてと繰り返していたら最終的にヤンキーたちにボコボコにされたということがあったらしい。
ポーランドおっかないなあ。でも想像できるなー。
人を殴ることが男らしいみたいな歪んだ環境で育ってない(注:実際ヴィルコンさんの家系は世紀の発明家がいたり、政治活動家のお父さん、医学・言語・植物・経済学者、教授の兄弟姉妹と本当にスゴイです)、人生を振り返っても自分は自分で信念をもって仕事もプライベートも決断してきたし、人生後半では病気や家族の死を経験したり辛い事ばかり乗り越えてきたから怖いモノなし、鍛え上げられたような気分だ、これが自分には男らしさだと感じる、と。
「人によっては良心の呵責すら欠如してる人間もいて楽に生きているかもしれないけど、そんなやつにはなりたくない。自分の間違いに気づいて反省して良い人間であろうとする努力は最終的には報われる、例えその頑張りが割りに合わないことがあったとしても、損得ぬきにしても良い人間であろうとすることは当然のことであるべきだと自分は思う」といったことを(だいぶ端折って意訳していますが)仰っています。
富士山で自分だけ救助してもらったポーランド人、聞いてるか!!( `ー´)ノ
反省しろー!怒
つづき
「ヴィルコンさんと動物」について
(期間:2026年3月1日~6月7日)
そして4月19日(日)は≪ヴィルコンデー≫という特別な一日で、読み聞かせやギャラリートーク、ヴィルコンさんに関する映画の上映があったりと内容盛りだくさん。
美術館内のカフェでポンチキも提供されます!
安曇野ちひろ美術館
