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2026/06/06 01:39

吹き矢、ではなく縦笛を吹くお猿さん(?)
5月は一息つく暇もありませんでしたが、6月になりやっとギリギリすべりこみで長野は安曇野にある「ちひろ美術館」へヴィルコン展を見に行く計画がかないました‼
といっても日帰りです。
調布からだと車でだいたい3時間弱。高速で片道5000円くらい。
日帰りでいけるか不安でしたが、結果、日帰りでもイケる!と分かりました。
その代わりなかなかハードでしたが^^;
美術館自体が「too good to be true」というか、夢かな?ってくらい自然と見事に調和した場所と佇まいでいきなり面喰いました。
いかにも観光地用にキレイにしてますって感じとも違うんです。
どんな管理したらあんな風に保てるんだろか。

これは美術館の敷地内にある広場で、奥にあるのはちひろさんの別荘?を再現したおうち。
入場料は1200円ですが、JAFとかの会員だと100円引きに。
券を見せれば、一日入退館は自由だそうです。
美術館の中は展示室が5室くらいあって、それぞれ展示室内に入ると写真は撮れませんが(=絵や解説の写真は×)廊下とか入口に飾ってある作品は写真OKでした。

ヴィルコンさんの展示は一番最後の部屋で、そこまでは岩崎ちひろさんの生い立ちを中心とした展示が続きますが、これがまた濃くて濃くてヴィルコンさんにたどり着くまでに燃え尽きかけてしまうほど。
ヴィルコンさんもちひろさんも年代はちょっと違いますが、まさに戦争を生き抜いて、いかに戦争が愚かなものか実体験でもって伝えているという点でも(作風に直接的には出していないですが)、ヴィルコンさんとちひろ美術館の繋がりというものが「絵本の絵」ということ以外に、何か必然的なものを感じさせられました。
外廊下を渡り、ヴィルコンさんの短編ドキュメンタリーのポーランド語が聞こえてくるといよいよヴィルコンさんの展示室です。
こんなに貴重な絵たちが日本に所蔵されていたのか!と驚きました。
原画だからヴィルコンさんの指紋までくっきり残っているものも。
どう描いたのか想像しながら、色の乗せ方とか筆の運び方を色々な角度で観察できるのも原画ならではでした。
どの絵もカワイイんですが、個人的には「人間を動物として描く肖像画シリーズ」に心奪われました。
(今回のポスターでも象に見立てた自画像が使われています。最初はナゼかわいい絵本の絵が使われないのかなと思いましたが、絵本の内容にひっぱられないこういう世界もあるのか、と納得。)

シュールでどこかブラックなんですが、やはりカワイイ。
絵本の挿絵ではないので、あまりネットでも出てこなかった(気がする)分、この展示だからこそ出会える作品だと思いました。

美術館の入口にはどどーんとブリキで作ったサックスみたいな生き物のオブジェがあります。
(これもちひろ美術館さんの所蔵物だそう)
日本に送られてきた時にはヴィルコンさんの(?)タバコの吸い殻が作品の中にポイっと入ったままだったという逸話も聞く事ができました。さすが巨匠。

「ゲニだ!」と通りすがりのロシア人は喜んでいました。
朝7時に調布を出発して10時頃に安曇野に到着。池田町のBungaというパン屋さんで朝ごはん。
長野はどこも駐車場ありでありがたや~。
テラス席で長野のめっちゃいい空気を吸い吸い、めっちゃ綺麗な山並みと田んぼと白い鳥を眺めながら、最高の朝ごはんでした。
美術館のあとは、近くの「つばくろ」というお蕎麦屋さんでお昼。
なぜかおぼろ豆腐(めちゃくちゃ美味しい)がデフォルトで付いてくるめちゃくちゃ美味しいお蕎麦でした。
大王わさび農場でわさび畑と鬼を見て、近くのアイスクリーム屋さんでおやつ。
「マウントデザートアイランドアイス」というアメリカ生まれのアイス屋さんだそうです。
めちゃくちゃ美味しかったです。

ワサビ畑。長野はワサビもリンゴも日本2位らしい。
とにかく長野もヴィルコンさんも最高でした。
6月7日(日)がヴィルコンさんの展示の最終日なので、滑り込みでまだ間に合います!
ヴィルコンさんについての雑記はこちらから
