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2022/10/06 23:57
歌の説明などはこちらからhttps://poland.saleshop.jp/blog/2022/10/06/235101
「Jeżeli kochać to nie indywidualnie」(もしも恋をするなら誰かと一緒に)
イェジェリ コハチ・・・
Jeżeli kochać,Jeżeli kochać,Jeżeli kochać...
恋をするなら・・・
イェジェリ コハチ ト ニェ インディヴィドゥアルニェ
Jeżeli kochać, to nie indywidualnie,
恋をするなら、個人プレーはやめたまえ
ヤク シェン ザコハチ ト ティルコ ヴェ ドゥヴフ
Jak się zakochać, to tylko we dwóch.
恋に落ちる時は、男2人で落ちたまえ
チ プラトニチュニェ プラグニェシュ イェイ チ ユシュ スィピャルニェ
Czy platonicznie pragniesz jej, czy już sypialnie,
あの娘への欲望がプラトニックだろうと、寝室的だろうと
ニェフ ヴチュチュ フスピェラ ヴィエルヌィ チェン ドゥルフ
Niech w uczuciu wspiera wierny cię druh.
誠実なる同志が君の心を支えてくれよう
ボ ポイェディンチョ シェン ズ ヂェフチノン ニェ ウポラ
Bo pojedynczo się z dziewczyną nie upora
なぜって一人じゃ女の子に対処しきれないだろう
ニ ディプロマタ ニ メンジェツ ニ ヴツ
Ni dyplomata, ni mędrzec, ni wódz.
外交官、賢者、リーダーとて、無理な事
ヴィエンツ ティ ドゥルギェゴ ソビェ ドビエシュ アマトラ
Więc ty drugiego sobie dobierz amatora,
だから君はもう一人ファンを仲間にひきこんで、
イ ヴェスプウ ヴ ゼスプウ ブィ ジョンツ モツ ムツ ズムツ
I wespół w zespół, by żądz moc móc wzmóc.
力を合わせて、共に情欲の魔力に打ち勝つのだ!
イ ヴェスプウ ヴ ゼスプウ ヴェスプウ ヴ ゼスプウ
I wespół w zespół, wespół w zespół,
共に、力を合わせ、
ブィ ジョンツ モツ ムツ ズムツ
By żądz moc móc zmóc.
情欲の魔力に打ち勝とう!
(繰り返し)
ボ キェディ サム ヴ ズミスウフ トゥルヴァシュ ザヴィェルシェ
Bo kiedy sam w zmysłów trwasz zawierusze,
一人で欲望の渦に巻き込まれてしまったら
ト フシステク チ ポフウォニェ イ ズドロヴィェ
To wszystek czas ci pochłonie i zdrowie,
大事な時間も健康も全て飲み込まれてしまう
レチュ グディ ゾッダヌィム コレゴン ト トゥシェン
Lecz gdy z oddanym kolegą to tuszę,
しかし頼れる友と一緒なら、思うに
ジェ ティルコ フ ポウォヴィエ
Że tylko w połowie.
半分だけですむじゃん
ヴニョセク
Wniosek:
結論
イェジェリ コハチ
Jeżeli kochać,
Jeżeli kochać,
Jeżeli kochać...
恋をするなら・・・
イェジェリ コハチ ト ドラチェゴ ニェ ス コレゴン
Jeżeli kochać, to dlaczego nie z kolegą?
恋をするなら、友達と一緒で何が悪い?
ヂェフチネン ヴェスプウ ウヴィエルビァチ イェスト ルジェイ
Dziewczynę wespół uwielbiać jest lżej.
女の子は、誰かと一緒に愛でるほうが楽
ツォ ニェビェスピェチュネ ドラ メンシュチズヌィ サモトネゴ
Co niebezpieczne dla mężczyzny samotnego,
一人身の男にとっての脅威も
ト ス コレゴン ニェベスピェチュネ イェスト ムニェイ
To z kolegą niebezpieczne jest mniej.
友達となら、たいした脅威でなくなる
イェジェリ コハチ ト ニェ インディヴィドゥアルニェ
Jeżeli kochać, to nie indywidualnie,
恋をするなら、個人プレーはやめたまえ
ヤク シェン ザコハチ ト ティルコ ヴェ ドゥヴフ
Jak się zakochać, to tylko we dwóch.
恋に落ちる時は、男2人で落ちたまえ
チ プラトニチュニェ プラグニェシュ イェイ チ ユシュ スィピャルニェ
Czy platonicznie pragniesz jej, czy już sypialnie,
あの娘への欲望がプラトニックだろうと、寝室的だろうと
ニェフ ヴチュチュ フスピェラ ヴィエルヌィ チェン ドゥルフ
Niech w uczuciu wspiera wierny cię druh.
誠実なる同志が君の心を支えてくれよう
イ ヴェスプウ ヴ ゼスプウ ブィ ジョンツ モツ ムツ ズムツ
I wespół w zespół, by żądz moc móc zmóc.
力を合わせて、共に情欲の魔力に打ち勝つのだ!
(サビ繰り返し)
ア キェディ ジュチ チェン フ シュチェンシチャ ポウドニェ
A kiedy rzuci cię w szczęścia południe,
もしも君が幸福の絶頂で捨てられたら
コビェタ ス ピエンクヌィム ベスドゥシュヌィム オブリチェム
Kobieta z pięknym bezdusznym obliczem,
美しくも冷淡な顔をしたあの女に
ドラ サモトネゴ ト チョス アシュ ザドゥドゥニ
Dla samotnego to cios - aż zadudni,
一人身の男にとって、それは頭に鳴り響くような大打撃
ドラ ドゥヴフ ザシ ト フシティチェク
Dla dwóch zaś, to prztyczek.
でも男二人にかかれば、そんなのデコピンみたいなもんだ
ヴニォセク
Wniosek:
結論
(最初に戻る)
歌詞:Jeremi Przybora
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後書き(言い訳)
ポーランド語をカタカナにするのは難しい ですね!
例えば「ny」を「ヌィ」か「ニ」にするか。「czy」は「チ」でいいのか・・・でも「チュィ」って書いても違うし読みづらい・・・。
あと小文字か大文字か問題もあります(ニェかニエかヴィエンツかヴィェンツかみたいな)。
キーボードで打つと流れで大文字/小文字になってしまうので、直すのが面倒という理由でテキトウだったります。
上↑ではたぶん統一すらできていません。そこまでやるのは面倒で諦めました。笑
所詮カタカナで表記したところでポーランド語には絶対聞こえません。笑笑
カタカナにできることなんてその程度と思ってゆる~くお楽しみください。
そして訳に関して・・・。
ところどころ日本語での読みやすさを優先して本来のポラ語の意味と少し離れてしまっているところもあります。
タイトルの「indywidualnie」も、英語でいえばindividuallyでそのままなんですが・・「個別に恋する」というとちょっと違う気がします。
サビの「moc」はpower「ちから」ですが、「欲望の力」というと色んな意味になっちゃいそうなので、打ち勝つ対象=敵っぽさを表すために魔力にしてしまいました。安直ですスミマセン。
「oddany」はコミットしたとか、捧げた、熱心な、という感じですが何となくこれにしました。
普通は「誠実な」という意味の「wierny」は、ここではちょっと古風な「親愛なる同志、本当の友wierny druh」というほうがより正しいのかな。でもそのまま誠実としちゃいました。
「prztyczek」は指でピンとはじくようなイメージで、デコピンではありません。デコピン文化はポーランドにはありません。笑
などなど・・・
あと、「幸福の絶頂」と訳した「południe szczęścia」は直訳では「幸福の正午」です。でもこれはPrzyboraさん的な比喩表現です。詩人だなあ。
歌詞全体的に古風なポーランド語で書かれていてそれがまた滑稽なのですが、(tuszę=「我思う」みたいな、日常で使ったら奇人決定です!tuszyć=ではなかろうかと思う、みたいな古い単語。)
日本語すら危ういワタクシにはその面白さが訳せません。
なので上の訳は参考程度に、是非皆さまのお好きな文学的表現に置き換えてお楽しみください。
質問・異議はpaczki@saka-fuku.comまでお寄せください^^
返信はしないかも・・。