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2016/10/11 07:00
[ドスタウァム フィゲン ス マキエム]
ポ:Dostałam figę z makiem
どういう意味でしょうシリーズ
意味(直訳)は「ケシの実とフィグを手に入れた」
ドスタワム が 「(女性形の私が)手に入れた」
フィゲン が 「フィグ(いちじく)」の体格
ス マキエム が 「ケシの実と一緒に」
マコヴィエッツ(ケシの実ケーキ)でもおなじみの「マック」の造格がマキエムです。
なんだか美味しそうな表現ですよね。
さぁて、この意味、実は「ニッツ」つまり「NOTHING」という意味です。
「チェカワム ドゥウゴ アレ ドスタワム フィゲン ス マキエム」
(長く待っていたのに、何も得られなかった)
何でフィグ(いちじく)がこう言う意味になるのか、よくはわかりませんが、なんだか昔からヨーロッパではいちじくを表すジェスチャーが卑猥な意味で使われていたとか、昔の南のスラブ圏ではいちじくをそもそも「何もない」価値のない果実だと言われていたとか何とか。今でもスオバキア語でも同様に「フィグを手に入れた=何も得られなかった」というフレーズがあるらしいです。
いちじく美味しいのに。